不器用で製作など手先の作業が苦手な子への2つの対応の仕方

子どもの気になる姿、困った行動には、それぞれ理由があります

同じ行動に見えても、人によって、状況によって、その理由は異なります

そのため大人は「なぜそうなのか」その理由を知った上で関わっていくことが大切です

そして理由がわかったらそれに合わせた対応ができ、子どもは「わかってくれた!」と安心できます

カバさん
カバさん

子どもの気になる姿、困った行動は「私のことわかって」という子どもからのSOSだよ!

障害名は関係ありません

これならできそう!やってみたい!と思えることから試してみてください

不器用

保護者
保護者

手先が不器用で、園では製作活動がとっても苦手です

保護者
保護者

作品展で、他の子と並んだ我が子の作品を見て、ちょっとショックを受けてしましました

保護者
保護者

着替えや食事などで手先を使う場面でも、うまくいかず、イライラしてしまいます

保護者
保護者

今のところやる気はあるのですが、気持ちに見合った成果が出なくて、かわいそうです

原因:感覚の鈍さ

製作など手先の作業には、いくつかの動作を同時に行う「協調動作」が多くあります

これがうまくいかないと、目で線を追いながら手に持ったハサミで切る、左手で紙を持ち右手でハサミを持って切る、ということがスムーズにできません

また、感覚としては固有覚の育ちが重要です

カバさん
カバさん

つまんだり、引っ張ったり、ハサミを動かしたり、手指の適度な力加減には固有覚が使われるよ!

絵や字を描くときも同様です

力任せに書いたら、紙が破れてしまうこともあります

就学後も、ノートに字を書いては鉛筆の芯が折れ、消しゴムで消しては紙が切れ・・・という状態になってしまう子も少なくありません

そのほか、触覚の鈍さも考えられます

指先の触覚が鈍感だと、折り紙など、紙の端を合わせておるといった作業は難しくなります

どうしたらいい?

辛さを理解し感覚を刺激する遊び

手先が不器用だと、製作だけでなく、着替えや食事など生活習慣においてもなかなかうまくいかないことが多くなります

子ども自身、すごく頑張っているにもかかわらず、「もっと注意して」「丁寧に」などと言われると、どうして自分だけできないんだろうと自信をなくし、意欲も下がってしまいます

カバさん
カバさん

周囲の大人が、本人の辛さを理解して関わることが大切だね!

感覚が鈍いとどうなるか・・・なかなか実感できませんね

例えば、スキー用の手袋をして折り紙を折ってみてください

上手にできるでしょうか

また、その時に「もっと丁寧に」「早くやりなさい」と言われたらどうでしょうか

感覚が鈍い子どもが細かい作業を行うのがどれだけ大変で、やっている時に叱咤激励されるとどんな気持ちか、少しはわかると思います

手先の操作性を高めるには、感覚機能を育てることが大切です

カバさん
カバさん

手の指に限らず、色々な感覚を刺激する遊びを行ってみよう!

「自分の体」への意識が高まる遊び

ペンギン歩き:子どもを大人の足の甲に乗せ、前後、左右に歩く

スイングターン:両手を繋いだまま、歌やリズムに合わせて背中合わせになるように体を捻ったり戻ったりする

トンパージャンプ:大人が足を伸ばして座り、子どもはその足を跨いで立ち、手を繋ぐ。1、2のテンポで大人が足を開いて閉じ、それに合わせて子どもはトン・パーと足を閉じて開いてジャンプする

押し相撲:親子で向き合って立つ(大人は膝たちでも)。両手をヒラで押し合い、バランスを取って倒れないように踏ん張る

エレベーター体操:背中に壁をつけた状態でゆっくりしゃがみ、空気椅子の状態で10秒ストップ。また、ゆっくり上がる。エレベーターのように上下の動きを繰り返す

リュックでお散歩:リュックを背負ってあちらこちらと歩き回る。動きながら体の中心を意識できる

お布団ゴロゴロ:寝る前に布団の上で前転や横転、最後にポーズ

マッサージ:子どもの手のひらを大人の両手で包むようにし、左右の親指で手のひらが伸びるように左右・上下にマッサージ。マッサージの後、手をぐーにしてもらう。この時親指が外側になるように(親指が固く、内側に入ってしまうようだと、指がうまく使えない)

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