服のタグや手袋、砂・泥など、肌に触れることを嫌がる子への対応のコツ3選

普段育児をしていて、このようなことにお困りではありませんか?

保護者
保護者

新しい服はタグや縫い目が当たるから嫌だと言って、決まった服しか着ない

保護者
保護者

靴下は嫌いで、冬でもずっと裸足

保護者
保護者

手袋・マフラーは嫌がってつけない

保護者
保護者

砂・泥・粘土や糊など、ちょっとでも手につくと嫌がり、園でも砂遊びや製作遊びは全くしない

子どもの気になる姿、困った行動には、それぞれ理由があります

同じ行動に見えても、人によって、状況によって、その理由は異なります

そのため大人は「なぜそうなのか」その理由を知った上で関わっていくことが大切です

そして理由がわかったらそれに合わせた対応ができます

これならできそう!やってみたい!と思えることから試してみてください

この記事がおすすめな人

・自閉症のお子さんを育てている人
・子どものイヤイヤに困っている人たち
・子どもの行動の原因を知りたい人
・発達障害が心配な人

原因:感覚過敏

圧迫感、温感、痛み、かゆみなど、いろいろな感覚過敏があります

根底にある要因は触覚過敏です

皮膚に触れる感覚を本能的に嫌がっているということですが、触られる圧、熱さや冷たさ、痛み、痒みなど、いろいろな感触が関係しています

カバさん
カバさん

これらは、誰もが体感している感触だけど、触覚過敏があると、それは想像できないような辛さだよ!

触感を嫌がっているなと思った時、さらに詳しく、圧迫される感じが嫌なのか、温度が嫌なのか、痛みがあったりチクチクしたりするからなのか、痒いのかを見てみましょう

対応の仕方のコツ

まずは、その不快を取り除くことを優先しましょう

無理矢理その感触に慣れさせていくということはよくありません

取り除くことができない場合や感覚の過敏さを和らげるためには以下の方法を試してみてください

手袋・マフラーは、子どもと一緒に選ぶ

できる限り嫌な感覚を取り除きます

タグはとり、手袋やマフラーは、どんな形や素材がいいか子どもと相談してみましょう

手袋ならミトン、5本指、指が出るもののうちどれがいいか、マフラーならウールとコットンどちらがいいか・・・など

好きなキャラクターの物ならつけたくなることもあります

ある程度の話がわかる年齢になったら、「体が冷えると風邪をひいてお熱が出るから、体を温めるためにするのよ」など、理由を説明します

カバさん
カバさん

それでも嫌がるのなら、手袋・マフラーはなくてもよしとしよう

それをつけることでのストレスの方がデメリットと考えます

砂・泥・のりは、自分から楽しむ工夫を

砂・泥・のりも、無理に慣れさせるのではなく、自ら触ってみようかなと思えることが大切です

自分から触るのなら大丈夫ということもあります

カバさん
カバさん

家族が楽しそうに遊んでいるのを見せ、興味を示したときにほんのちょっと自分から触るように誘ってみよう!

指先でちょっと触ってみたり、触覚過敏が強くない部位につけてみたり、どろんこは冷たさが嫌な場合もあるので、お湯で作ってみるのもいいでしょう

のりはヘラを使ったりスティックのりにしたり・・・絵の具で好きな色をつけたら触ってみようという意欲が出た子もいます

見て楽しそう、使って楽しかったという体験に繋げるよう、いろいろ工夫してみてください

おしぼりや水をすぐ近くに置いておくことで、すぐに取れるからと安心できることもあります

避けられない痛みは「安心感」で和らげる

受診前の相談

予防接種や歯科治療は感覚過敏だからといって避けることはできません

その場でパニックになったらどうしよう、と不安な場合は、事前に医師に感覚の過敏さがあることを伝えておきましょう

歯科医の中には、発達障害や感覚過敏に理解があり、対応に慣れている人がいます

インターネットや口コミで探すほか、保健所などで紹介してもらうのもいいでしょう

抱っこや歌

タグやマフラーのチクチクした痛みは避けることもできますが、注射など避けられない痛みもあります。
この場合は、和らげる対応が大切です

例えば注射をするときに、お母さんが抱っこしてお話をしたり歌を歌ったり、子どもに合ったリラックスや気が紛れる方法を探してみましょう

カバさん
カバさん

話して理解できるようなら、どうして注射をするのか説明しよう!

意味の説明

特に予防接種は定期的に行わなければならないので、その意味を説明します

「ワクチンで防げる病気があって、注射はそのワクチンを体に入れるために必要」「その病気は人にうつることもあるから、全ての子どもがしなくてはならない」と

子どもの理解度や発達の特性によりますが、この説明ですんなりとできるようになった子もいます

過敏さが顕著でなくても、見通しが持てない、何が起こるかわからない環境の中、関係ができていない大人が関わると過敏な反応を起こしやすくなります

カバさん
カバさん

不安が過敏さを強くするよ!

刺激を与える意味を伝えること、それを与えられる側面や人にどのくらい安心感を持てているかが大切になります

まとめ

今回は服のタグや手袋、砂・泥など、肌に触れることを嫌がる子への対応の仕方のポイントを解説してきました

今回の記事の要点をまとめると、以下の3点があります

まとめ

①嫌がるのは、感覚過敏が影響している
②対応のポイントは無理矢理慣れさせようとせず、まずは苦痛を理解する
③嫌がる物は子どもと一緒に選ぶ、本人に興味を持たせる、避けられない苦痛には安心感を持たせる

また、感覚過敏の子が困ることへの対処法を他の記事でもまとめていますので、よろしければ参考にしてください↓

「お風呂やシャワーを嫌がる子への対応の仕方3選」
「歯磨きや爪切り、耳掃除を嫌がる子への2つの対応の仕方」

自閉症の子は感覚過敏の子が多いという特徴もありますので、自閉症についての理解も深めたい方はこちらを参考にしてください↓

「自閉症と関わり方のポイント6選」

この記事が、少しでもお役に立てたのであれば幸いです

最後までご覧いただきありがとうございました

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