文字がうまく書けない子への対応の仕方4選

子どもの気になる姿、困った行動には、それぞれ理由があります

同じ行動に見えても、人によって、状況によって、その理由は異なります

そのため大人は「なぜそうなのか」その理由を知った上で関わっていくことが大切です

そして理由がわかったらそれに合わせた対応ができ、子どもは「わかってくれた!」と安心できます

カバさん
カバさん

子どもの気になる姿、困った行動は「私のことわかって」という子どもからのSOSだよ!

障害名は関係ありません

これならできそう!やってみたい!と思えることから試してみてください

文字がうまく書けない

保護者
保護者

文字を書くのが苦手で、ノートやマスや罫線からはみ出し、大きさもバラバラ

保護者
保護者

全体的な筆圧も弱くて、親が見ても読めない文字がたくさんあります

保護者
保護者

「し」と「つ」など似た文字の書き間違えや、鏡文字も

保護者
保護者

黒板の文字を書き写すのも苦手で、大体途中で諦めてしまいます

原因:見る力・覚える力の弱さ

カバさん
カバさん

書くことが苦手という場合、見る力の弱さと不器用さが考えられるよ!

ここでいう見る力とは、主に見たものの形を正しく捉える力のこと

文字の形や大きさを捉えるのが難しいので、各文字の大きさにはばらつきが出てますからはみ出したり、左右がわからなくなって、お手本を見ても鏡文字になってしまったりということがあります

「し」と「つ」の区別がつかないのも、この形を捉える弱さが関わります

また、感覚の偏りがあって手先が不器用という場合は、一時的に記憶する時に使うワーキングメモリがうまく使えていないことが考えられます

カバさん
カバさん

黒板に書かれた文字を見ても黒板から目を離すと同時に忘れていまい、ノートへの書写しができないということになるよ

どうしたらいい?

粘土遊びで、形を捉えるコツを掴む

文字がうまく書けない要因が、発達特性によるものと考えると、単純に同じ文字をたくさん書くような練習を繰り返しても、あまり効果はないでしょう

そればかりか、書くこと自体が嫌になってしまうことも考えられます

カバさん
カバさん

書く練習をする前に、まず形の捉え方のコツを教えることから始めよう!

粘土を使って形・文字作りが、楽しくできておすすめです

これによって、平仮名の線の位置や方向、重なり具合のイメージがつくと、実際に書く文字に反映されます

また、書く時に一筆ずつ意識できるようになるのも、大きなポイントです

間違い探しクイズ

似た文字を間違えるということについては、「間違い探し」をクイズのように楽しむのもいいでしょう

子どもがよく間違える文字を並べて書き、違いを見つけるのです。(「さ」と「き」や、「こ」と「い」、「わ」と「ね」などが混乱しやすいようですね)

見つけられない場合は、違う部分を赤くしたり、注目しやすいよう丸をつけたりするといいでしょう

ノートの工夫で書きやすく

カバさん
カバさん

実際に文字を書く時には、字の形をわかりやすくする工夫を考えよう!

まずはなぞり書き

練習帳やドリルとして様々なタイプが市販されているので、子どもにあったものを選んで活用すると良いでしょう

文字の大きさがバラバラ、マスからはみ出すという場合は、1マスが大きめのノートに変更してみましょう(1行8マスから4マスにするなど)

カバさん
カバさん

マス目の枠線をなぞって太くすると、境界線が明確になっていいよ!

さらにマス目が4分割されているものを使うと、文字を左右、上下のパーツで捉えることができるので、わかりやすくなります

漢字の偏りと作りはもちろんですが、ひらがなもパーツを意識して書くようにすると綺麗に書けることがあります

練習用の教材として、段ボールをくり抜いて枠を作り、その中に書くようにするのもいいでしょう

はみ出しそうになると、鉛筆が枠に当たるので意識できます

さらに書き出す位置がわからないということもあります

この場合は、書き始めのポイントをマークしておくといいでしょう

書かなくても済む工夫を相談

黒板の書写しは、段階を踏んで行いましょう

まずは、ノートの横に見本の紙を置いて、それを書き写すことから始め、それができるようになったら、黒板の正面の席で書き写す、というように少しずつ慣れていくようにします

ただ、書くことが難しい子にとって、授業中、黒板の文字を書き写すように求めるのは、酷なこと

カバさん
カバさん

書くことで精一杯で、大切な学習の内容が全く頭に入ってこないというのも困るね

あらかじめ要点をまとめたプリントを用意してもらうなど、どんな工夫ができそうか、先生と相談してみましょう

カバさん
カバさん

書くことが苦手な子が学校で困ることとして、連絡帳があるよ!

その日の連絡事項を先生が黒板に書き、それを自分で連絡帳に書き写す、ということをしますが、これも連絡事項を書き出したものをコピーして配るということができそうならお願いしてみましょう

相談する中で、これはクラスのみんなにとっても助かる工夫だとわかって、一人のためだけでなく、クラス全体への取り組みになったという例もあります

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