発達障害とパニックへの対応のコツ

カバさん
カバさん

発達障害のある子はパニックを起こしやすいと言われているよ

特に自閉症スペクトラム障害のある場合、不安や緊張を持ちやすく、気持ちを切り替えにくいと言う特性があるため、パニックを起こしやすく、一度起こすと、なかなか立ち直りにくい傾向があります

自閉症の子は癇癪を起こしやすい、一度起こすと、なかなか立ち直りにくい

すぐ癇癪を起こす「わがままな子」と捉えられることもありますが、本人は、とてつもなく不安で辛いのだと理解してほしいと思います

中には、頭を壁に打ちつけたり、体を叩いたり噛んだりして、自分を傷つける子もいて、さらに目に入った人に暴力を振るい、傷つけてしまうこともあるので注意が必要です

パニックは、何らかの要因で、不安や緊張が高まって抑えきれなくなった時に現れますが、その直接的な要因(スイッチ)はさまざま

予定の変更、思い通りにならない、感覚過敏、強い不安や恐怖、フラッシュバック

カバさん
カバさん

いずれにしても、まずは、パニックが起こらないように予防することが大切!

その子のスイッチが何かを知った上で、その要因を取り除いたり避けたりする方法を考えていきましょう

なお、パニックが起きてしまった場合は、「落ち着くまで見守る」のが基本的な対応ですが、外出先で子どもがパニックになると、周りの目が気になって必死に声をかけたり、抱きかかえてその場から連れ出したり、かえって刺激を与えるような対応をしてしまうこともあります

でも、それはある意味仕方がないこと

カバさん
カバさん

「間違った対応をしてしまった」と自分を責めることのないようにしよう!

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