5歳〜7歳児で保健師が「あれ?」と発達が気になる子

他の子たちと比べて〇〇できない、ちょっと気になる

もしかしたら、発達障害かも・・・・

という思いを持たれている方がいるのではないでしょうか

ここでは5歳〜7歳児の気になる姿を紹介していきます

「できる・できない」を確かめるのではなく、この部分が少し育ちにくいのかも・・・・という視点で、今、子どもに必要な関わりが何かを知る手がかりにしてください

月齢ごとの気になる点

5歳

人の嫌がることを平気で言って注意してもわからない

5歳6か月

すごくネガティブで、気分が落ち込むとずっと引きずる

6歳

文字や数への興味が全くない

6歳6か月

不注意からの失敗が多い。注意しても改まらない

7歳

空気が読めない。場違いな行動が多い

運動への苦手意識

発達に偏りがあると、体を滑らかに動かすことが難しく、運動への苦手意識が生まれることもあります

カバさん
カバさん

苦手な運動を繰り返し行うよりも、色々な運動遊びで楽しく全身を動かすことが大切だよ!

場違いな行動をとる

社会性の発達は飛躍的に進みますが、まだ気持ちの波が大きく揺れ動く時期でもあります

場違いな行動をとったり、うまく振る舞えなかったりしても心配することはありません

しかし、以下の場合は社会性の発達やコミュニケーション力に心配な要素があるかもしれないので、注意してみていきましょう

注意すべき姿

・常に公共の場で困った行動が目立つ
・人の嫌がることを言って友達とのトラブルが絶えない

就学後から気になり始める点

運動発達、知的発達、生活習慣の自立が進むこの時期、大きなトピックとして就学があります

就学先を検討する過程で、子どもの発達に向き合い、心配な要素が見えてくることもあるでしょう

さらに就学後、集団活動が多くなり学習がスタートすると今までさほど気にならなかった、不注意・多動・学習能力の偏りなどが目立つようになり、注意欠如多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)と診断される子も出てきます

カバさん
カバさん

学校では、他の子と比べる機会が多くなるので、子どもの苦手がはっきりと見えてくることもあるよ!

不注意や失敗が多い、学習が著しく進まない子どもの場合、何かができたという達成感が持ちづらく、大人からは叱られがちです

カバさん
カバさん

自尊心を保つためにも、その子に合った方法で意識的に褒めることが大切になってくるよ!

また、自信が持てず、不安を強く感じている場合には、自立を急がず、大人が不安を取り除く安全基地となることが大切です

「この年齢ならこれはできなくちゃ」とマニュアル通りに自立させようとすると、さらに子どもの不安を強くすることがあります

なお、専門的な支援が必要だということが明確になったなら、信頼できる専門家・サポーターを見つけることも大切です

親だけで抱え込まず、共に子育てしていく仲間や専門家に相談していきましょう

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