療育機関ってどんなところ?

保護者
保護者

療育に誘われたけど、そもそも療育って何?

何をする所なの?

このような疑問を持っている保護者の方は多いと思います

健診や病院で医師や保健師から療育を勧められたけど、どうしたらいいんだろうと迷われている方は是非この記事を読んでいってください

療育とは

療育とは、発達に偏りがある子に対して、認知・言動・運動面の発達を促すこと、身辺自立や社会的スキルを身につけることを目的に行う指導・支援

療育機関では、専門のスタッフが遊びや運動などさまざまなプログラムをもとに療育を行なっています

カバさん
カバさん

保護者の相談に応じ、園や学校との連携も行うよ!

療育機関に通うまで

乳幼児健診や発達相談の場や、園やかかりつけ医などから、療育機関の存在を知るケースが多いと思います

カバさん
カバさん

実際に施設の様子を見学してから、通うかどうかを決めよう!

また、施設によって療育内容は異なり、受け入れる子どもの年齢に制限を設けているところもあるので、予約の前によく確認しましょう

こんな専門家がいる

療育機関にはさまざまな専門家がおり、一人一人の支援計画に基づいて支援・指導に当たっています

作業療法士(OT)

遊びや作業活動を通して、不器用さや運動面、基本的な生活動作の指導を行う

理学療法士(PT)

立つ、歩く、座るなど基本的運動機能の発達を促す指導、相談を行う

言語聴覚士(ST)

言葉の発達や発音、聞こえなどに心配のある子どもの指導を行う。咀嚼・嚥下機能の発達を促す指導も

臨床心理士(CP)

発達の偏りや情緒面に心配のある子どもの幅広い相談、指導を行う

そのほか保育士、医師、看護師など、施設によってさまざまな専門スタッフがいます

こんなプログラム

施設によって、療育プログラムは異なりますが、大きく分けて、支援者と1対1で行う個別療育と、少人数で行うグループ療育があります

個別療育

言語や認知、手先の操作や全身運動など、その子どもの苦手なこと、伸ばしたいところに合わせてプログラムを組み、専門のスタッフと1対1で行う

グループ療育

2〜5人程度の少人数グループで、ルールのあるゲームや協力する遊びなどを通じて、コミュニケーション力や社会性をつけていく

1回の療育の流れ

6〜10人程度のグループで行うある療育の例を紹介します

この療育は毎週1回、約2時間のプログラム
利用時のほとんどが地域の保育所・幼稚園に通っています

①挨拶・入室

療育室前でスタッフと挨拶し、個別のロッカーで準備

トイレを済ませ、上履きには着替え、お手拭きタオルをセットしたら、「遊び」から始まります

②遊び

パズルやままごとなど、どこの家庭にもあるようなおもちゃで遊びます

それぞれが好きなおもちゃでじっくり遊ぶことを大切にしている

③集まり(小集団活動)

グループで一緒に活動

子ども達はリーダーに注目して、話を聞き、活動に取り組みます

活動内容は、子どもたちの社会性、認知、言語、運動など発達に応じて構成します

例:挨拶→リアクションじゃんけん(後出しジャンケン)→風船バレー→絵あわせゲーム

④運動(感覚統合療法)

感覚統合療法には、さまざまな教具が用意され、遊びながら、体のバランスの取り方、筋肉や関節の使い方、見る・聞く力などを伸ばします

またビーズクッションなどで心地よい感覚を取り込み、安定を図ります

⑤勉強(個別課題学習)

担当スタッフと1対1もしくは1対2で、子どもの力に応じた個別課題を行います

目と手の協応・言語・社会性・粗大運動・微細運動・認知など課題の設定は総合的に構成

1人でパズルや迷路に取り組む課題から、大人の指示に従って作業する課題などさまざま

⑥おやつ

手を洗う、おやつを選ぶ、挨拶するなど、マナーを理解し、適切に振る舞えるように促します

言葉で伝えられない、指さしができない時はコインで選択するなど、伝えやすい方法を工夫します

⑦保護者との面接

療育終了後、毎回10分程度スタッフと保護者が面接を行います

その日に行ったプログラムと子どもの様子を報告するほか、日頃の悩みや関わり方のアドバイスなども併せて行います

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