発達の遅れがあるけど、このまま入学して良いのかな?
授業に集中できるかな?
小学校への入学前にこのような悩みを抱えている保護者の方は多いです
この記事では、発達の遅れが気になる子の就学はどうしたら良いのかを解説していきます
就学相談
就学相談とは
就学に不安を抱える方のために、各自自体では就学相談を行なっています
就学相談は、就学先の検討だけではないよ!
就学後も相談を継続するケースもあり、活用の仕方はいろいろです
お子さんの発達で気になることがあるけれど、誰に相談したらいいのかわからない。
という場合に就学相談の場を活用するのもいいでしょう
相談は、臨床心理士や元校長先生など心理や教育の専門家があたります
対象者
就学相談は、発達の偏りや障害などで就学に不安がある場合、保護者の申し込み(主な窓口は教育委員会)により行われます
障害の有無は関係なく、希望すれば誰でも受けられます
入学前の子の正常発達について知りたい方は「6歳の正常発達は?うちの子は大丈夫?」の記事を参考にしてください
子どもの状態に応じてより適した就学先を相談する場ですが、単に就学先の検討だけではなく、就学後の学校生活がより良いものになるために、保護者と一緒に考えることも大切にしています
相談時期
発達が気になるお子さんの場合、就学先の検討は早めに始めることがおすすめ
就学相談については、毎年5〜6月ごろに告知されるので、自治体のホームページをチェックしてみましょう
同時期、保育所・幼稚園にもお知らせが渡っていると思うので、通っている園に確認してみましょう
相談開始から就学先決定まで2〜5ヶ月かかります。
複数の学校を見学し、その都度家族で相談、となると、あっという間に時間が経ってしまいます
相談を希望する人は、早めに申し込んだ方が安心だね!
勝手に方針を決められる?
就学先の検討を行う就学支援委員会(教育支援委員会)で出される就学先は決定事項ではありません
審議結果を踏まえた上で、最終的に就学先を決めるのは保護者です
納得するまで繰り返し相談をしよう!
相談したことは園にバレる?
通っている園には就学相談に来たことを言わないで欲しいという人もいます
相談を受ける側としては、園と連携できた方が園での様子が分かりやすいのですが、内緒にしたいということはそれなりの理由があるのだと思います
園との連携なしで相談を進めることもできるので、気兼ねせず正直な思いを伝えよう!
就学相談で準備するもの
予約時に指定されると思いますが、それ以外にも、お子さんのこれまでの育ちの過程がわかるものを準備するといいでしょう
また、相談したい内容をあらかじめメモしておくとスムーズです
学校・学級の種類と支援体制
現在の学校教育のシステムには、特別な支援を必要とする子どもの学びの場として、
「通常の学級に在籍しながら通級による指導を受ける」
「特別支援学級」
「特別支援学校」
という3つの選択肢があります
↓発達障害の子の自宅学習をサポートするオンライン教材の利用もおすすめです
まとめ
今回は就学相談について解説してきました
今回の記事の要点をまとめると、以下の3点があります
この記事が、少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです
最後までご覧いただきありがとうございました
コメント