お子さんの睡眠に悩んでいませんか?

相手をするこっちが睡眠不足になる..
睡眠は毎日のことであり、寝てくれないことはストレスや疲労が大きいと思います
この記事では、睡眠の悩みへのかかわり方のポイントを解説していきます
・3~4歳の育児をしている人
・お子さんの睡眠について悩んでいる人
眠りが浅くすぐ起きる
気になる姿
- 夜中に何度も目が覚める
- 夜父親が帰宅して食事等をしているとその音で起きる
- 夜中に起きて遊び出す
対応のポイント
環境を整える
子どもが落ち着いて眠れる環境を用意しましょう

子どもが寝る時や寝た後の部屋の明かりは暗くしよう!
夜に明るい光をたくさん浴びると、子どもに必要なメラトニンというホルモンの分泌が減ると言われています

室温や音にも気を付けよう!
子どもの性格もあり、音等に敏感ですぐに起きてしまう子どももいます
落ち着かせる
昼間の興奮や出来事が睡眠に影響している場合もあるので、寝る前に添い寝する等して子どもを安心させるのもよいです

保護者が悩みを抱えて落ち着かない場合も影響するよ!
保護者はイライラせず、子どもに気持ちを安定させるように働きかけることも1つかもしれません
生活リズムを整える
日中の活動が足りないと寝つきが悪かったり、夜眠れなかったりします

日中に親子で遊ぶ等、十分に身体を動かして遊ぼう!
夜中に遊び出す等をする子どもの中には、そもそも睡眠のリズムができにくい子どももいます
時間はかかるかもしれませんが、朝起きること、日中の活動を十分にすることから始めて、生活リズムを整えていくことがぐっすり眠ることにつながっていきます
子どもが落ち着いて眠れるように、いろいろと試しても、なかなか改善されない場合
寝つきが悪い
子どもの状況
- 「寝ようよ」と声をかけてもなかなか寝ようとせず、活発に遊んでいる
- テレビをみたりゲームをしたりしている
- 言葉での表現もできるようになっている年齢なので、何かといいわけをしたり、好きなゲーム等があり終わるまでやろうとする
中には日常の他の場面でもこだわるものがあって、なかなか場面を切り替えることが難しい子どももいます
対応のポイント
生活リズムを整える

寝付きが悪い場合は、生活リズムが整っていない場合が多いよ!
人は体内時計を持っていてこれがズレると時差ぼけのような状態になってしまい、昼間だるい、寝つきが悪い、夜ぐっすり寝られない等が現れます
このような状態にならずに日中十分に活動するためには、生活リズムを整えることが大切です
夜は親の都合に合わせるのではなく決まった早い時間に寝ることができているかチェックして、できていなければここから始めてみましょう

昼寝から起きるのが夕方になると寝付きが悪くなるので、午後3時から3時30分までに起こそう!
お風呂
寝る前に熱い風呂に入ると寝付きが悪くなります
体温が上がってしまうからです
ぬるめの風呂にするか、就寝時間から逆算して早めに入浴をすませることも寝つきをよくすることにつながります
ゲーム・テレビ

寝る直前までゲームをしたりテレビを見ることは避けよう!
脳の活動が活発になったりテレビのような明るい光を浴びると寝付けません
絵本を読む、その子どもなりの眠るための儀式等をして眠るための環境を整えていきます
寝るための部屋は暗くして、親が添い寝をすることで子どもは安心します
対応で示したことをやってみても寝つきの悪さに改善のきざしがない場合
夜泣きがひどい
子どもの状況
- 夜中に泣いて起きる
- かなり奇声をあげる
対応のポイント
原因を考える
おねしょをした、暑い等で泣くこともあります

原因がわかれば原因を取り除こう!
3,4歳になると認識の世界が広がっていき、わかることやできることが増えていきます
よくわかる分、昼間の嫌だった体験、とても強く叱られてしまったこと等、昼間の出来事が原因で夜泣きをすることもあります

保護者のイライラや不安が子どもに伝わって夜泣きにつながることもあるよ!
物事の感じ方はその子どもの性格によって違いますが、まずは添い寝する等して子どもを安心させるのがよいです
生活リズムを整える
早寝早起きの習慣をつけ、日中の活動を十分にし、3食時間を決めて食べるという生活リズムをつくることが基本的には大切です
こうした生活リズムを整えることが、夜ぐっすり眠ることにつながっていきます

まず起床、就寝、食事時間、日中の活動内容、夜泣きをした時間等、1週間くらいメモをとってみよう!
これにより生活リズムを考え直す手がかりが得られます
起床や就寝が遅かったり、日によって違う等の場合は一定にしていくよう環境を整えていくことが必要です
・夜中にかなり奇声をあげる
・汗をかいて呼吸が速くなるような状態が1週間に数回以上続く
・いろいろ試みても夜泣きが続く
まとめ
今回は3~4歳児の睡眠について解説してきました
今回の記事の要点をまとめると、以下の2点があります
①睡眠の悩みを解決するには生活習慣と睡眠環境を整えることが大切
②対応してもなかなか改善されない場合や、対応に困難さを感じるときは専門機関へ相談する
また、この時期の発達についてより知りたい方は↓の記事を参考にしてください
・「3歳の正常発達は?うちの子は大丈夫?」
・「3歳頃の発達」
・「3〜5歳児で保健師が「あれ?」と発達が気になる子」
この記事が、少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです
最後までご覧いただきありがとうございました
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