5歳の正常発達は?うちの子は大丈夫?

保護者
保護者

そろそろ小学校のことも考えないとだけど、このままで大丈夫?

保護者
保護者

5歳ってこんな感じなの?

など普段育児をしていて疑問に感じることがあるのではないでしょうか?

このブログではお子さんの今の発達状態は問題ないのか、そして今後どのようにお子さんが発達していくのかを解説していきたいと思います

5歳の大まかな発達

友達や仲間と遊びを展開するようになり、チーム運動も楽しめるようになります

自分で判断する力もつき、道徳的なものの見方をし始めます

できること

・箸、鉛筆、クレヨンやピンセットなどの生活用具を使いこなせるようになる

・自分の思っていることを、ほぼ自由に表現できる

・文字に興味を持ち始める

・自分なりに物事の善悪や状況を考えて判断し、行動できるようになる

・道徳的な考え方をするようになり、人を批判するようにもなる

・グループを作って集団で遊ぶようになる

・ルールや約束を守ることの大切さが理解できるようになる

・他者の立場や気持ちに配慮できる

いかがでしょうか?ここからはより細かく紹介していきますね

発達の特徴

友達に物を貸せない

玩具や絵本などを独占して、友達に貸そうとしない子が時々見られます

カバさん
カバさん

注意する前にその子がなぜ玩具類を独り占めするのか、その気持ちを肯定的な面から考えてみよう!

例えば、その玩具や絵本でずっと一人遊びをしていたいなどが推測できます

子どもの気持ちを
「〇〇ちゃんはその絵本がとても好きなのね」
などときちんと言葉にして認めた上で他の子の気持ちに気づくような言葉掛けをしましょう

例えば
「〇〇ちゃんが面白そうに絵本を読んでいるときっとお友達も読みたくなるよ」
などと独り占めしていることの肯定的な部分を取り上げて他の子の気持ちを考えさせ、少しずつ物を共有できる機会を増やすことです

乱暴な言葉を使う

言葉の発達過程にある子どもは、覚えた言葉を使ってみたくて仕方ないです

カバさん
カバさん

乱暴な言葉や汚い言葉を遊び感覚で使うよ!

大人が過剰に反応すると面白がってさらに使うことがあります

無関心な態度をとっていればそのうちつまらなくなって言わなくなる

人を傷つける言葉

ただし、人を傷つける言葉を使ったら「なぜいけないのか」を理解できるように導く必要があります

その際は「使ってはダメ」と強く禁止するのではなく
「ママはその言葉好きじゃないな」
「〇〇ちゃんがお友達にそう言われたらどう思う?」
のように伝え、社会的マナーに気付けるようにしましょう

カバさん
カバさん

何よりも、保護者自信が普段から言葉遣いに気を配ることが大切だね!

幼児語を使わなくなる

4歳くらいから赤ちゃん言葉を使うことが少なくなり、5歳児になるとほとんど使わなくなります

自分の思っていることをほぼ自由に言葉で言い表せるようになり、発音もはっきりしてきます

絵本に興味を示さない

幼児期には、いろいろなことに目を向けさせるよりも、何か一つでも良いので、自分の好きなことを見つける方が大切です

絵本が好きでなくても他に何か夢中になっているものがあればそれで良い

絵本に興味を向けるには、その子の好きなものに注目して、それに関連するものから入っていくのも一つの方法です

自分の好きな絵本に出会えればきっと絵本が好きになります

カバさん
カバさん

絵本に集中できるような落ち着いた環境で、心を込めて読み聞かせを続けていこう!

道徳的な正しさを敏感に意識する

自分なりに物事を判断する力が芽生えてくるとともに、道徳的なものの見方をし始めます

集団遊びの中でも、勝つことや強いことが必ずしもベストではないことに気づき、道徳的に正しくないことはよくないことだ、と考えるようになります

道徳的規範意識による判断は大人にも向けられ、赤信号で道路を横断したりすると「大人のくせに!」と非難します

「何か急ぐ用事でもあるのかな」などと相手の事情を考慮することはまだできません

他人を批判することを覚え始める

道徳的な判断基準を持つようになると、それに違反する行為に敏感になり、他人を批判することを覚え始めます

この時期の子どもは、自分たちで話し合ってルールを決めることができ、自主的にそれを守っていこうとします

子どもとの信頼関係を壊さないために、大人は子どもとの約束を必ず守らなければならない

カバさん
カバさん

もし守れなかった場合は、対等な人間同士として、子どもに謝る姿勢が大切だよ!

この年齢の子どもは意思表示もはっきりしてくるので、大人に不信感を抱くと、それが態度にも表れるようになります

関わり方

文字への興味を自然に広げる援助

文字への興味が高まり、新しい言葉をどんどん覚えます

カバさん
カバさん

「しりとり」や「言葉集め」など、言葉を使った遊びが楽しめるようになるので、知っている言葉を使って遊ぶ機会を増やしていこう!

言葉集めでは、子どもが言った言葉を紙などに文字で書いて示すと、文字への興味が広がります

中には文字に全く興味を示さない子どもがいますが、日常生活の中で、看板や表示などの文字に触れる経験を通じて、少しずつ文字の必要性に気づくように導きます

読み書きができるようになると、ごっこ遊びなどにも広がりが出てくるものです

(↓無料で子どもにあった通信教育が試せるので、参考にしてみてください)

興味にあった図鑑などを身近に置く

科学的な関心が芽生えてくる時期で、さまざまなことに興味を持ち、そのメカニズムに疑問を抱きます

大人への質問も、ただ単純に「なぜ」「どうして」を繰り返すだけではなく、じっくり観察しなければ出てこない内容を聞いてきて、真剣に答えを知りたがります

カバさん
カバさん

それに答えるには、絵本や図鑑などを大いに活用しよう!

この時期になると、絵が中心で文字の少ない絵本よりも、想像力を掻き立てるような、文字量の多い長編の絵本が好まれるようになります

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お子さんの成長は個人差がとても大きいです

ただ、不安であればかかりつけ医や最寄りの保健センターなどに相談してみるのもいいと思います

今回は5歳児の発達について大まかに説明していったため、また何か気になる点があれば個別で質問いただければと思います

最後までご覧いただきありがとうございました!

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