お子様を育てていて
あれ、友達の子もう寝返りしてる、、、
なかなか一人座りしてくれない…
この月齢ってどんな感じなの?
などなど他のお子さんとの差を感じている人や我が子の成長に不安を感じている人は多いのではないでしょうか
出産直後の時と比べるとお子様の顔つきもしっかりとしていて、首もグラグラだった頃から徐々に首が座ってきたのではないでしょうか
親御さんとしても出産直後と比べ、育児が少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか
この記事ではお子さんの今の発達状態は問題ないのか、そして今後どのようにお子さんが発達していくのかを解説していきたいと思います
3〜6か月児の大まかな特徴
•自分の意思で手足を動かす
•4〜5か月で首が座る
•4〜6か月で寝返り。腹ばいの姿勢からお座りができるが、支えが必要
•欲しいものに手を伸ばす
•物を口で確認
•「あー」などの母音に加え「クー」「ブー」などの子音が出るようになる
•笑う泣くなど感情がはっきり出る
•黄昏泣き開始
運動発達
3か月頃までは体重や身長の増加が著しいですが、4か月以降は運動機能がめざましく発達していきます
首座りが完成すると随意運動は下半身まで及び、腰や足がしっかりしてきます
今までは自分の手が自分の手であることすら認識していなかったのに、その手で物を掴み、口まで運んでって舐めたりしているわけですから凄まじい成長ですよね!
ちなみにいろいろ舐めすぎじゃない?
と思われる方もいると思います
私たち大人は目で見てその物を確認していきますが、お子さんたちの確認方法としては「舐めないとわかんないじゃん」ってことだね!
首がすわっててほしい時期
4〜5か月頃には首のすわりが完成します
もう4か月児健診は受けられましたか?
その4か月児健診では特にこの首がすわっているかというところをよく見られます
首がすわると自分で見たいものを見られるようになり、関心があるものに手を伸ばす
自分の意思で体を動かす
原始反射と呼ばれている手のひらに触れると握ってくれたり、大きな音がすると驚いたように両腕を広げたりという反射が5〜6か月頃になると消え始めます
反対に随意運動と言われる発達が進みます
随意運動の発達が進むおかげで自分の意思で手を動かせるようになるよ!
今までは反射によって勝手に体を動かされてたって感じだったんですね!
寝返りは早くて4か月
筋力がついてくると寝返りをするようになります
寝返りは早くて4か月、遅くて7〜10か月頃に現れる
まだって方もお子さんが手で足を掴んだり、足と足を合わせたりしていませんか?
そういった動きの中で腰を浮かせたり体を捻ったり足を交差させることを覚えやがて自分で体の向きまで変えれるようになっていきます
まだだとしても焦らずお子さんのペースを待とう!
フラフラだけどお座りできる
短時間であれば一人でお座りができるようになります
4〜5か月頃は大人がそばで支えていないと前に倒れてしましますが6か月頃になると少しの間なら手をついて一人でお座りができるようになります
しかし、体は前傾姿勢で背筋は丸まっており、まだ完璧とは言えません
コテコテ倒れつつ少しずつ上手になっていくんだね!
感情表現の変化
3か月頃になると感情表現がはっきりしてきます
楽しい時には声をあげて笑いますが、何か気に入らないことがあると大声でいつまでも泣いたりします
3か月を過ぎると、それまでは「お腹がすいた」などの生理的不快感や、保護者への甘えたい思いを訴えるために泣いていたのに対して、「こわい」、「不安だ」といった感情を訴えて泣くことが多くなります
たそがれ泣き
この時期あたりから悩まされるのが「たそがれ泣き」
たそがれ泣きとは夕方になると決まって泣き出すこと
泣く原因としては日中の疲れが出るからとか大人が一番忙しい時間帯で構ってもらえなくなるからなどがあげられていますが、はっきりとした原因は不明です
この対応には皆さん悩まれています
具合が悪そうではなく、思いつくことをあれこれやっても泣き止まない時は「ただ泣きたいだけなのね」と割り切ることが必要
焦らないことが大切
泣き止ませようと保護者が焦るとそれが赤ちゃんに伝わってしまって悪循環になります
赤ちゃんはそれを感じ取れちゃうなんてすごいよね!
これを聞いて
「焦ったらダメだと分かってはいても、あの赤ちゃんの泣き声を聞いているとどうしても焦っちゃうよ」
て思われた方も多いと思います
赤ちゃんの泣き声って精神的に追い込まれますよね
泣き止まない時には気分転換のつもりで散歩に出たり音楽を一緒に聞いたりして赤ちゃんと保護者の両方の気持ちが落ち着けるようにしよう!
個人差はありますがたそがれ泣きは4〜5か月頃に自然におさまることが多いです
ニコニコ
この時期の赤ちゃんは感情の幅が広がり、あやされると大きな声で笑うだけでなく、自分からあやされることを求めて、ニコニコ笑いかけたりします
一般に誰に対しても愛想が良いので、人と触れ合う機会を増やすことで情緒をさらに豊かに育てていこう!
しかし、もう少し経つとこのような愛想の良さを見せるのは自分の世話をしてくれる特定の大人に対してだけ、ということが多くなります
これは、赤ちゃんがその人を自分にとって「大切な人」と決め、その人との間にしっかりとした心の絆を作ったことを表しています
声を出して笑わない
中には声を出して笑わない赤ちゃんもいます
性格には生まれつき違いがあり、無愛想で笑顔を見せない赤ちゃんもいます
親「いないいないばあ」
赤ちゃん「、、、、」
というように喜びそうなことをしても無反応なことがあります
真面目で頑固な性格なのかもしれません。
それを尊重してあげると良いです
声を出して笑わなくても表情が豊かでニコニコしているなら、心配ないよ!
保護者の声を聞いて表情が変わったり、泣き止んだりする、また喃語が出ているようなら大丈夫です
1歳を過ぎれば声を出して笑うようになるため、焦らずに自然な成長を待っても良い時期
(↓月齢に合わせたおもちゃが定期的に届くので、おすすめです)
精神発達
2〜3か月頃から発していた「あー」「うー」という意味を持たない喃語は4か月を過ぎると盛んに出るようになります
首が座るとともに発声器官が発達するため、声が出しやすくなるんだね!
赤ちゃんは大人の口の動きをじっと見つめて真似をしながら学んでいます
信頼関係のある保護者から優しく語りかけられることで、積極的に反応すると考えられているため赤ちゃんへの言葉かけを増やすように心がける
また、「あー」などの母音に加え、「クー」「ブー」といった子音が出るようになります
離乳食の開始で口の動きが発達していくと発音できる音がさらに増えていきます
どれくらい寝る?
個人差はありますが、だいたい4か月頃には昼夜の区別がついてきて、朝7時頃に目覚め、日中は2〜3回眠り、夜8時頃から朝まで眠るという生活リズムが出来上がってきます
家族と協力して生活リズムを整えていこう!
早寝早起きの習慣が身につけば夜更かしで朝起きられない、朝起きてもぼんやりしているなどの問題が後で生じることもありません
ぐっすり寝るには
夜ぐっすり寝るには成長度に合わせた無理のないやり方で思い切り体を動かすこと、戸外で外気浴をすることなどが大切です
体が適度に疲れると夜もスムーズに眠りにつくことができるよ!
規則正しい生活が心身の健全な成長につながります
目覚めてもボーッとしてる
赤ちゃんは目覚めてもしばらくはぼんやりとした状態です
そのような状態でいきなり抱き上げたりすることはやめよう!
たしかに、もし私も寝起きですぐ抱っこされたりおもちゃをわしゃわしゃやられたらと思うと「いやいや、まだ寝起きだからそっとしておいて!」って思います(笑)
まずは名前を呼んで優しく声をかけ、心身をゆっくり目覚めさせる
赤ちゃん自身に「起きたい」という気持ちが表れるまで待つようにしましょう
寝る場所
ベビーベッドは赤ちゃんが目覚めた時に保護者の顔が見える位置に置く
保護者に見守られながら安心して寝入った赤ちゃんは目覚めた時にその姿が見えないと
「あれ、さっきまでいたはずなのになんでいないのー!!」
とういうように強い不安を感じるからです
目覚めた時にはすぐに声をかけれると良いですが手が離せないことも多いと思います
できる範囲で意識しておこう!
この月齢の適切な服装
上下別々の服
目覚めたら着替えをしますが、運動機能の発達の伸びが大きいこの時期の服として、上下がつながっているカバーオールは良くないよ!
体を動かすことで筋肉が強くなり、体力がついていくので、その動きを妨げる恐れのある服は避けたいです
上下別々になっている服にすると良いでしょう
寒くても厚着はダメ
厚着をさせるのも動きにくくなるのでよくありません
寒くなると「重ね着しないと風邪ひいちゃう」と思いますが、厚着は赤ちゃんが本来持っている体温調節機能の発達を妨げ、かえって風邪をひきやすくなります
運動機能や体温調節機能の発達を助けるという点で、薄着は子どもに好ましい
だからと言って極端な薄着はよくないです
ここで言いたかったことは過度に厚着をさせないでねってことなので、大人の方が着ている服の枚数と同じくらいの枚数か一枚少ないくらいの服を着せてあげるようにする意識で大丈夫です
まとめ
いかがでしたか?
今回は3〜6か月児の発達について大まかに説明していったため、また何か気になる点があれば個別で質問いただければと思います
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント