【支援者向け】多職種が連携した妊産婦のメンタルヘルスケア

妊産婦を支援していく上で、多職種連携は必要不可欠です

この記事では、多職種が連携した妊産婦のメンタルヘルスケアの取り組みについて解説していきます

さらに、それを踏まえて、多職種連携のための、関係者の「顔の見える連携」体制づくりのために大切なことについて考察すしていきます

妊産婦のメンタルヘルスケア

1.妊娠届出時にすべての妊婦に対して母子保健コーディネーターが面接を行って母親との関係性を構築し、また、心理社会的リスクをアセスメントする

2.周産期メンタルヘルスケアについての多職種連携のためのクリニカルパス(支援の計画書)を作成して地域の母子保健関係者間で共有し、スムーズな多職種連携を行う

3.妊娠期面接などで心理社会的リスク有りと判断された親子については、定期的にケース検討会議を行い、「顔の見える連携」を構築する。ケアプランを作成して共有し、多職種でフォローアップする

妊娠届出時にすべての妊婦に対し母子保健コーディネーターが面接を行うことにより、保健師と母親との間に関係性が構築され、その後の親子のサポートに良い影響を及ぼす

「顔の見える連携」づくりのために

多職種連携と言っても、会ったことない人、話したこともない人同士で連携するのは難しいが、顔見知りの間柄であれば連携はスムーズになります

カバさん
カバさん

多職種で連携する地域の母子保健システムを構築する上では、関係者間の「顔の見える連携」が極めて重要だね!

そのためには地域の中核病院や保健センターが主導して、関係者が一同に介して意見交換や検討会、あるいはケアプラン会議などを行うような仕組みが地域の母子保健システムの中に組み込まれると良いと考えられる

おわりに

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