2〜3歳の睡眠の悩み事と解決方法3選

保護者
保護者

寝てくれないから、毎日寝不足で大変..

などと悩んでいませんか?

夜寝てくれない子どもに付き合い続けるのは、心身ともに疲れてしまします

この記事では、睡眠の悩みへの関わり方のポイントを解説していきます

この記事がおすすめな人

・2〜3歳児の育児をしている方
・お子さんの睡眠に悩みがある方
・お子さんの生活リズムが不規則な方

夜中に起きることが多い

子どもの状況

いったんは寝付くものの、夜中に身体を起こしてみる等、起きているような様子があります

この場合覚醒していない場合も多いです

中には夜中に目を覚まし、遊び始める場合もあります

起床時間や就寝時間が決まっていない、食事を決まった時間に食べていない等の生活リズムの乱れが背景にある場合が多いです

対応のポイント

生活リズムを見直す

カバさん
カバさん

2~3歳であれば、まず生活リズムが整っているかを見直し、生活リズムを整えよう!

生活リズムとは、起床と就寝が決まっており(早寝早起き)、その間に活動と休息、食事が規則正しくリズムを持っていることであります

体内時計

そもそも人は体内時計を持っており一日のリズムがあります

朝起きてしばらくすると活発になり(これが午前中の活動にあたる)、昼食を食べると少し活発さは下がります(この時間が午睡となる)

午睡から起きると少し活発になりますが、就寝に向けて活発さは下がっていき就寝します

カバさん
カバさん

早寝早起きの生活リズムは子どもを成長させるホルモンの分泌にも良いよ!

生活リズムがズレると

生活リズムがズレると大人でいう「時差ぼけ」のような状態になり、日中も身体がだるかったりして十分な活動ができません

例えば、起床時間が2時間いつもより遅くなった状態を想像してみてください

朝9時から活発に活動できるはずが、2時間ズレて 11時から活発に活動します

当然、周りが昼寝をする時間には、今度はまだ活発に活動中で眠れません

2時間ズレて昼寝をすれば昼寝から起きる時間も夕方になり、当然夜早く寝ることはできなくなります

カバさん
カバさん

早寝早起きの規則正しい生活リズムがいかに大切かわかるね!

生活リズムを整え、日中十分に活動することが、夜ぐっすり眠ることにつながっていきます

専門機関への相談の目安

保護者だけでは生活リズムを整えるのが難しく、状況が改善されない場合

寝つきが極端に悪い

気になる姿

  • 寝かせようと思って添い寝してもなかなか寝つかない
  • 着替えて寝るように誘っても遊んでいてなかなか布団に行かない
  • テレビを見たりゲームをしていてなかなか寝るという雰囲気ではない

チェックポイント

睡眠については個人差があることではありますが、生活リズムが整っていないことが原因であることが多いです

次のことができているかチェックしてみましょう

  • 朝ご飯は食べているか
  • テレビゲームはどれくらいするか
  • 寝る時間はだいたい決まっているか
  • 早寝をしているか(9時前が望ましい)
  • 毎日どれくらい運動しているか(1時間以上だととてもよい)

対応のポイント

早寝早起き

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びると体内時計をリセットしてくれます

ホルモン分泌の関係からも、早寝早起きの習慣をつけていくのがよいです

夜遅く帰ってきたお父さんと遊んで夜更かしするのは望ましくないので、お父さんと遊ぶのなら朝に時間をとるようにしましょう

夜遅くまで起きている日を作らない

運動量を増やす

昼間の運動量が足りなければ、子どもは夜になってもエネルギーが余って、遊びたくてなかなか寝つけません

午前中は散歩したり外で身体を動かす等、親子で十分遊びましょう

環境を整える

寝つくための環境としては部屋を暗くするのがよいです

明るいといつまでも「昼間」のように感じてしまいます

カバさん
カバさん

直前までテレビのように明るい光の中にいることもやめよう!

また、ゲームやスマホをすると脳が活動し、やはりすぐに寝付くことは難しいです

徐々に気持ちも「休む」状態にしていくために環境を整えましょう

入眠儀式(例えば、好きなタオルを持って寝る、家にあるものにおやすみをいう等)をするのもよいです

もっと睡眠について知りたい方は「乳幼児の睡眠の悩み解決法4選」の記事を参考にしてください

夜泣きがひどい

子どもの状況

いったんは寝るものの、夜中に起きて泣いてしまいます

カバさん
カバさん

あまりにも続くと、保護者のほうが疲れてしまうよね!

原因

睡眠のリズムが整う過程での夜泣きはだんだんおさまってくる時期です

この頃の夜泣きは、昼間興奮しすぎたとか、昼間子どもにとって嫌な体験が影響したりします

また、親がイライラしていたり疲れたりしていると子どもが敏感に感じ取り夜泣きをすることもあります

カバさん
カバさん

原因が思い当たるのであれば、取り除こう!

対応のポイント

安心させる

原因がなかなかわからない場合もあります

カバさん
カバさん

いずれにしても、添い寝する等をして子どもを安心させよう!

また、敏感な性格の子どもであれば、日頃から情緒が安定するような働きかけもよいかもしれません

一時的なものであればあまり心配しすぎないほうがよいです

↓グッズを使った夜泣きへの対応にオススメです

たくさん遊ぶ

昼間、親子で十分遊ぶこともよいです

十分に身体を動かして遊ぶことで子どももエネルギーを発散できるし、親子で一緒に笑ったり楽しむことは情緒の安定にも効果があります

子どもが遊んでいるのを見てるだけではなく、一緒に思い切り遊んでみましょう

生活リズムを整える

生活リズムがなかなか整いにくい子どももいます

夜なかなか寝ずに朝起きるのも遅く、夜中に起きて遊んでいる等の場合もあります

こうした子どもは夜泣きをすることがあります

生活リズムが整うに従って夜ぐっすり眠るようになるので、少しずつ生活リズムを整えていくことが必要です

カバさん
カバさん

まずは、朝早く起こして朝の光を浴びるところから始めよう!

まとめ

今回は2~3歳児の睡眠について解説してきました

今回の記事の要点をまとめると、以下の3点があります

まとめ

①睡眠の悩みがある場合は、まずは生活リズムを整えることを考える
②規則的な睡眠リズムは、朝日を浴びることから始まる
③親も睡眠不足になり、ストレスが溜まりやすいため、親が休むことも忘れないようにする

また、この時期の発達についてより知りたい方は↓の記事を参考にしてください

・「2歳頃の発達
・「うちの子だけ?2歳〜2歳6か月の発達
・「周りの子から遅れてる?2歳7か月〜3歳の発達

この記事が、少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです

最後までご覧いただきありがとうございました

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