もうすぐ入学なのに、このままで大丈夫?
最近他の子と違うような気がする
などなど普段育児をしていて疑問に感じることはあるのではないでしょうか?
このブログではお子さんの今の発達状態は問題ないのか、そして今後どのようにお子さんが発達していくのかを解説していきたいと思います
6歳の大まかな正常発達
・文字の読み書きなど、知的な興味が高まる
・集団活動ができるようになり、自分たちで考え、問題を解決する能力もつく
できること
・視力は1.0〜1.2に達して、大人と変わらなくなる
・乳歯が脱落し、永久歯に生え変わり始める
・背筋力が強くなり、背筋を伸ばした姿勢が取れる
・補助なしで自転車に挑戦し始める
・鉄棒で逆上がりや前回りなどができる
・文字の読み書きに興味を持ち、看板などに何が書いてあるのか質問する
・1時間単位で時刻が理解できる
いかがでしょうか?ここからは詳しく説明していきますね。
大人に近づく
6歳になると視力は1.0〜1.2に達して大人と変わらなくなり、嗅覚は最も敏感になります
甲状腺や副腎の重量が増すことで成長ホルモンの分泌が促され、身長は出生時の2倍を超え、6頭身になります
体重も、出生時の約6倍まで増加します
乳歯が脱落し始め、永久歯に生え変わっていくのもこの時期から現れる変化です
文字や数字に関心を持つ
5歳後半から小学生にかけては覚えることが楽しい時期で、強い興味を持ったものは簡単に覚えてしまします
どんな分野であっても覚えたことは認め、夢中になれる時間を大切にして「知りたい」という意欲を育てていこう!
また、この時期は「これってなんて読むの?」と文字に関心を持つようになります
記憶も発達する時期なので、平仮名を教えればすぐに覚えられるのですが、机の上での勉強にしないように注意が必要です
数に関する関心も高まり、20〜30くらいまでの数を唱えられるようになります
遊びの中で文字や数に触れる機会を増やし、子どもたちの知的な興味を「学びの芽生え」として大切に育て、小学校教育につなげていきます。
マナーやルールを身につける
小学校入学に向けて、基本的生活習慣をもう1度見直そう!
言われたらやるのではなく、自発的にできることが大切です
早寝早起き、食事のマナー、自分の持ち物の管理などがきちんとできているか確認する必要があります
活動範囲がどんどん広がる時期なので、社会的なルールを意識できるように導きましょう
言葉を文字で表すことに興味を持つ
文字を読むことや書くことにも興味を持ち始め、看板や広告の文字を見て、何が書いてあるのか質問したりします
また、目の前に居ない人とコミュニケーションを取りたい気持ちが強まり、手紙に挑戦する子も現れます
さらに、自分の経験や空想をストーリーにまとめ、自作の紙芝居や絵本を作ろうとする子もいます
数字や計算への関心も高まり、1時間単位で時刻が理解できるようになります
相手に応じて言葉を使い分ける
大人に対しては大人の話し方を真似したり、赤ちゃんに対しては赤ちゃん言葉を使ったりと、相手に応じて言葉を使い分けられるようになります
この時期に大切なのは、場面に合わせて言葉遣いを変えられるようになることです
普段家族や友達と話す時と、公的な場で話す時では、言葉遣いを区別できるようにしておくことが理想です
小学校に入ると、授業などで発言する機会が出てきますので、人前で話すときには「です」「ます」調の丁寧語を使うことに気づくように導いていこう!
遊びの中で読み書きの基礎を作る
文字を書きたい子には、見本を示します
字の形や書き順はその子に任せ、間違っていたらさりげなく正しく書いて見せますが、細かい指導はしないようにしましょう
文字の読み書きに対する関心に個人差があることに配慮して、文字を書くことよりも「伝える喜び」を味わうことを大切にします
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このブログを見ることによって今後の育児や今の不安解消に少しでもお役に立てればと思います
お子さんの成長は個人差がとても大きいです
ただ、不安であればかかりつけ医や最寄りの保健センターなどに相談してみるのもいいと思います。
今回は6歳児の発達について大まかに説明していったため、また何か気になる点があれば個別で質問いただければと思います
最後までご覧いただきありがとうございました!
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