1~2歳の「寝ない」への対応の仕方3選

この時期は、睡眠についての悩みがよく聞かれます

保護者
保護者

・夜中に起きることが多い
・寝つきが悪い
・夜泣きがある

という姿に困っていませんか?

お子さんの睡眠の悪さに付き合っていると、親の方が疲弊してしまい、ストレスも大きくなりますよね

この記事では、睡眠への悩みへの対処方法のポイントを解説していきます

この記事がおすすめな人

・1~2歳児のお子さんを育てている人
・お子さんの睡眠が気になる人

夜中に起きることが多い

気になる姿

  • 夜中にまとまって寝ずに、起きて遊んだりする
  • おっぱいを飲むとすぐに寝てしまう
カバさん
カバさん

睡眠のリズムが整う過程で夜中に起きたり夜泣きをするのは特に心配なことではないよ!

しかし、夜中に何回も起こされる保護者にとっては睡眠が中断されるのでつらく、どうしたら寝てくれるのかと心配になりますよね

正常な睡眠習慣

1歳を過ぎた子どもは夜中にまとまって睡眠をとるようになってきます

1歳11~13時間
1歳半~3歳12時間
睡眠の目安
カバさん
カバさん

睡眠時間はもちろん個人差があるよ!

1歳過ぎまでは子どもによっては午前中の昼寝と午後の昼寝の2回が必要な場合もありますが、だんだん午後1回の昼寝と夜のまとまった睡眠になっていきます

1歳後半くらいになると、朝の起床時間と就寝時間が決まってきて、午後1回の昼寝も2時間からしだいに1時間半ほどになっていきます

しかし、昼寝は急に1回になるのではなく、徐々に1回になっていきます

カバさん
カバさん

疲れて気がなくなったり、食欲がない場合には、午前中の昼寝が必要だよ!

対応のポイント

徐々に睡眠のリズムをつくる

睡眠のリズムを整えていく途中では、夜中に起きてしまうことや夜泣きを経験したりすることもあります

しかし、それはよく見られることであり心配なことではありません

昼寝の長さを調節する、夜の就寝を早める、朝をゆっくりにする等、様子をみながら調整してみましょう

カバさん
カバさん

また、両親のどちらかだけが睡眠の悩みに付き合わないようにしよう!

医療機関への相談の目安

あまりに夜中に起きることが多く、親が疲れてしまうような場合

寝つきが極端に悪い

気になる姿

  • 保護者が寝かしつけようとしてもなかなか寝ない
  • 「寝る時間よ」と誘っても遊んでいたりテレビを見ていて布団に入ろうとしない
  • 走り回って遊んでいる

対応のポイント

睡眠は一定ではない

1歳代は睡眠のリズムを獲得していく途中です

カバさん
カバさん

睡眠のリズムはある日突然獲得できるものはなく、獲得の過程では寝つきが悪いこともあるよ!

また、昼寝が2回から1回になっていったりする時期ですが、昼寝を長くしてしまった時は寝つきが悪いので、回数や長さを調整してみましょう

親の都合で日によって就寝時間を変えることはしない

睡眠リズムをつける

基本的には、生活リズムをつくっていくことが寝つきの悪さの改善につながります

カバさん
カバさん

まずは、朝起きる時間と夜寝る時間を決めよう!

早寝、早起きを習慣づけることは子どもが日中十分に活動するために大切なことです

寝つきが極端に悪い場合、まずは早起きして朝の光を浴びることから始めてみましょう

寝かそう寝かそうとしてなかなか早寝はできません

朝早く起こすことから始めるほうがうまくいきます

睡眠までの過ごし仕方

寝る前もテレビゲームをしたり活動的な遊びをするのはよくありません

良い睡眠のための環境

・絵本を見る
・落ち着いた静かな環境にする
・照明を落とす

中にはなかなか睡眠のリズムを獲得しにくい子どももいます

やはり、朝決まった時間に起こすことから始めましょう

また、日中散歩をしたり身体を使って遊ぶことも取り組みやすいです

専門機関への相談の目安

いろいろな働きかけをしても寝つきの悪さが改善されず、こだわりがある等他の面でも気になる様子がある場合

夜泣きがひどい

子どもの状況

夜泣きとは、子どもが夜中に急に泣き出し、その原因がよくわからない場合のことを言います

あやしたりしてもなかなか泣きやみません

子どもの睡眠のリズムの獲得の過程では夜泣きを経験することがよくあります

これが毎日続くので、保護者のほうが疲れてしまいます

夜泣きは対応の仕方のせい?

誤学習

泣いて授乳してもらえた等の子どもにとってよいことがあれば、泣けばミルクがもらえると知って泣く場合があります

カバさん
カバさん

「泣く→思い通りになる」と誤学習しているね!

このような場合には、寝る前にミルクを多めに与えて夜中のミルクを止めるとおさまる場合があります

夢を見ているだけ

睡眠の中でレム睡眠という、いわゆる寝てはいるが脳は活動していて夢をみているという睡眠が、一晩に何度か訪れます

カバさん
カバさん

泣いていると思って抱っこしたことで、起きてしまい、本当の夜泣きになってしまっていることがあるよ!

毎日決まった時間に泣くのであれば「夢をみているのかも」と見守ってみましょう

イライラが伝わる

何よりも、皆さんがあまりイライラしないほうがよいです

毎日夜中に子どもに起こされ、付き合わされて自分が十分眠れない時にイライラするなというのも無理なことですが、保護者のイライラは子どもに伝わり、これが夜泣きにつながったりします

原因を特定する

子どもの夜泣きの特徴を調べてみるのもよいです

例えば、夜泣きをする時間は決まっているのかとか、何時に寝て、何時に起きたか、昼間は何をしていたか等、メモをとって眺めてみると何かヒントに気付くかもしれません

専門機関への相談の目安

なかなか夜泣きがおさまらず、保護者が疲れてしまう場合

↓グッズを使って、夜泣きを解消することもオススメです

まとめ

今回は1~2歳児の気になる睡眠ついて解説してきました

今回の記事の要点をまとめると、以下の3点があります

まとめ

①毎日同じ時間に寝て起きるという規則正しい睡眠習慣を身につける
②睡眠を改善するには、早起きをすることから始める

睡眠について、もっと知りたい方は「乳幼児の睡眠の悩み解決法4選」の記事を参考にしてください

また、この時期の発達についてより知りたい方は↓の記事を参考にしてください

・「うちの子大丈夫?1歳〜1歳6か月の正常な発達
・「うちの子大丈夫?1歳7か月〜2歳児の正常な発達

この記事が、少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです

最後までご覧いただきありがとうございました

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